自宅で気軽にVR世界へ行ける!Oculus Quest 2の使用レビュー

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さより

フリーライター。 ブログ歴14年。 女性向けWebサイトを中心に、健康や美容、恋愛などの記事を執筆。 現在はライフスタイル、FXなど幅広いジャンルを執筆中。 好奇心旺盛で多趣味。 プライベートでエッセイと4コマ漫画連載中、夫とゲームアプリ開発中。


Oculus Quest 2は2020年10月13日に発売された、VRヘッドセットです。

もともと夫がVRに興味があり、私も何度かVRヘッドセットで遊んだことがあります。

 

64GBモデルが33,800円(税込37,180円)と比較的安く、

パソコンがなくても簡単にVRを楽しめるため、すぐに夫が購入しました。

夫婦ですっかりハマってしまい、Oculus Quest 2で運動するのが日課になっています。

この記事では、Oculus Quest 2の体験を織り交ぜながら、特長や魅力を紹介します。

 

サッと始められる気軽さが魅力

Oculus Quest 2にはヘッドセット、コントローラー2つがついています。

 

何といっても気軽さが魅力。

この3つがあれば、すぐにVR世界へ行けます。

(※Facebookアカウントの連携が必須です。)

使って感じた、Oculus Quest 2の装着に関することをまとめました。

 

装着するだけで簡単に始められる

 

これまで何度か、VRヘッドセットに触れてきました。

VR体験を楽しめましたが、自宅で使おうと思うと「コードをつなぐ」

「部屋が広くないと遊べない」などの弊害があり、購入には至りませんでした。

 

Oculus Quest 2の大きな魅力は、パソコンもコードも不要なこと。

完全ワイヤレスで、届けばすぐにVR体験を楽しめます。

 

ヘッドセットを頭に装着すると

数秒で画面がオンになるので待ち時間もなく、

わずらわしい準備もいりません。

「静止モード」を選べば、歩き回らなくても、ソファーでも楽しめます。

歩ける広さがあれば「歩行モード」も選択可能です。

 

ベッドで寝転がり、映画鑑賞もできます。

ボタン1つで画面が真正面にくるため、好きな体勢で映画を観られて

とても便利です。

 

画面の切り替えもとっても簡単

Oculus Quest 2のヘッドセットの側面を2回軽くたたくと、

現実世界とVR画面を簡単に切り替えられます。

いちいちヘッドセットを外す必要がありません。

現実世界は白黒で見えますが、何が近くにあるのか把握するには

十分です。

 

VRゲームは想像以上に体を動かすため、

水分を摂りたいときに大変助かります。

スマホの画面もある程度は見えるので、

着信が来たときもすぐに話せます。

 

ペットボトル1本ほどの重さ

Oculus Quest 2は初代よりも10%軽量化されています。

571gから503gへと軽くなり、重さはペットボトル1本ほど。

1時間連続でヘッドセットを装着していても、

重さが苦になりませんでした。

 

ワイヤレスなので従来のコードにつながれたVRヘッドセットよりも軽く、

立った状態でも、座っても寝ていても、長時間VRの世界を楽しめます。

 

体験して感じた臨場感と没入感

Oculus Quest 2を使い始めて1ヶ月ほどが経ちました。

VR世界にふれて何よりも感じたのは、臨場感と没入感です。

体験して感じた点を紹介します。

 

現実と思うほどの臨場感あふれる映像

Oculus Quest 2の液晶ディスプレイは1,832×1,920ドット、

初代は1,440×1,600ドット。

1.5倍解像度が高くなり、映像や画像が鮮明に見えるようになりました。

 

ドットがなめらかで、現実世界と見間違うほど。

本当に目の前に物がある感じがして、使い始めた頃は動画を見ながら

つい手が伸びてしまいました。

 

たとえば、YouTube VRの「360°動画」を見ると

リアルに旅行している感覚になります。

コロナ禍でなかなか旅行できない今、とても嬉しく感じました。

 

ゲームは基本的に360°見渡せ、

臨場感あふれる映像。ボールが目の前にくると「当たる!」と思い、

自然と体が動きます。

 

スピーカーの音が高音質

Oculus Quest 2のヘッドセットにスピーカーがついているため、

音がすぐそばで聞こえます。

音質が高く、しかも立体的に音が聞こえるので、臨場感がより増します。

 

イヤホンを装着して映画を観ると、映画館にいるような感覚で

より没頭できます。

「静止モード」に設定し、イヤホンを装着すれば、

昼夜問わずに遊べておすすめです。

 

VR世界に没頭できる

Oculus Quest 2は映像にも音にも臨場感があるため、

没入感が非常に高くなっています。

 

私はあまりゲームが得意ではありません。

しかし、Oculus Quest 2は直感的に操作でき、

Oculus提供のチュートリアルでは次のようなことが簡単にできました。

  • キャラクターとダンスする
  • 紙飛行機を飛ばす
  • 卓球のラケットでボールを打つ
  • シューティングゲームで遊ぶ

 

たとえば、紙飛行機を飛ばすときは現実世界と同じように、

腕を後ろに引き、手(トリガー)をはなすと飛びます。

 

また、「prime video VR」では映画館を再現したような

VR空間があらわれます。

映画館のスクリーンほどの画面が目の前にあらわれ、

前後左右には座席があります。

「自宅に映画館がある」といっても過言ではないほど!

 

臨場感に加え、コントローラーで直感的に操作できるのも大きな魅力。

没頭してスポーツやゲーム、映画などを楽しめます。

 

Oculus Quest 2だけで楽しめるおすすめコンテンツ

Oculus Quest 2があれば、すぐにコンテンツを楽しめます。

(※パソコンに接続すれば、さらに多くのコンテンツを選択可能。)

 

パソコン不要、Oculus Quest 2だけで楽しめる

おすすめのコンテンツを紹介します。

 

YouTube VR

「YouTube VR」というアプリを起動して「360°動画」を選ぶと、

その名の通りVR空間全体が動画になります。

私のおすすめ動画は次の3つです。

 

<360°Underwater National Park>

自然や動物の撮影で名高い「ナショナルジオグラフィック」

が撮った映像を鑑賞できます。

 

魚やサンゴを近距離で見ることができ、まさに海に潜っているようです。

産まれたばかりのウミガメが海へ向かう、

ナショナルジオグラフィックならではの貴重な映像も魅力です。

URL:https://www.youtube.com/watch?v=v64KOxKVLVg

 

<New York City 8K – VR 360 Drive>

ニューヨークの街をドライブしている動画です。

映像は8Kなのでニューヨークの街並みが鮮やかに見え、

自分で運転しているような感覚。

左右にはお店や車、見上げると高層ビル、後ろを振り返ると

後続車がしっかり見えます。

URL:https://www.youtube.com/watch?v=2Lq86MKesG4

 

<360 video, Kitties in VR>

モスクワにある猫カフェの360°動画です。

目の前に猫が歩いてきたり、座ったりと、

間近で猫と触れ合っているかのように鑑賞できます。

あまりのリアルさに、思わず猫に手が伸びてしまうかもしれません。

URL:https://www.youtube.com/watch?v=eW0NfcEL2Dk

 

BEAT SABER

BEAT SABERはリズムに合わせて刀を振り、ブロックを切るゲームです。

ルールが簡単で動きが直感的なので、あまりゲームをしたことがない方でも

楽しめると思います。

 

最初のステージは問題なくクリアできました。

しかし、難易度が高くなるにつれて運動量が増え、

今は数回遊んだだけで汗だくです。

クリアを目指すために夢中になり、運動する時間が増えているので、

運動不足の解消につながっています。

URL:https://www.youtube.com/watch?v=vL39Sg2AqWg

 

The Thrill of the Fight

The Thrill of the Fightはボクシングのゲームです。

コントローラーをボクシンググローブのように両手で持ち、

自由にパンチできます。

没入感が非常に高く、試合では相手の攻撃を避けたり、

ガードしたりと、実際にボクシングをしている感覚。

 

私は数分で息切れして中断してしまいますが、

夫は30分連続でプレイするほどハマっています。

ジムに通わなくても自宅でボクシングでき、特に男性におすすめです。

URL:https://www.youtube.com/watch?v=eB6gYf3qd0E

 

使って分かった注意点

Oculus Quest 2はすぐにVR世界へ行ける気軽さ、便利さが魅力です。

しかし、次のような注意点もあります。

 

VR酔いする場合もある

VR用のヘッドセットをつけて動画やゲームを楽しんでいる際、

酔う場合もあります。

「VR酔い」と呼ばれる、乗り物酔いのような状態です。

 

Oculus Quest 2でVR酔いした日が何度かありました。

以下のような条件だと酔いやすかったです。

  • 空を飛ぶような、地面がない映像
  • 目まぐるしく動く映像

 

Oculusのアプリストアでは、そのコンテンツが

酔いやすいかどうか確認できます。

「視界の動き」を確認し、「少ない(緑)」と

書かれているコンテンツが酔いにくくおすすめです。

 

ただし、YouTube VRの映像にはほとんど注意書きがありません。


ジェットコースターや飛行機の映像は酔いやすいので、要注意です。

 

連続使用時間は2〜3時間ほど

Oculus Quest 2でゲームを2時間ほどプレイすると、

バッテリーが切れます。

映像を見るだけなら、3時間ほどと少し長持ちです。

(※選んだコンテンツによって連続使用時間は異なります。)

 

VR世界に没頭してバッテリーのことを忘れると、

急に画面が暗くなる場合があるので注意しましょう。

映画や動画を長時間楽しみたい方は、充電しながら見ることを

おすすめします。

 

装着している人しか楽しめない

Oculus Quest 2はヘッドセットを装着している人のみ、

VRの世界を楽しめます。

 

我が家では「ミラーリング機能」を使い、AmazonのFire TVに

Oculus内の映像を映しています。

テレビのモニターではありますが、外部からOculus内の映像を

確認可能です。

しかし、やはりヘッドセットをつけないと臨場感や没入感は

ありません。

 

2人プレイでVRゲームを楽しみたいなら、もう1つOculus Quest 2を

購入する必要があります。

 

まとめ

Oculus Quest 2は3万円台と比較的安く、

ワイヤレスで気軽に遊べるのが魅力です。

部屋が狭くても使えるので、より多くの方が自宅でVRを体験する

きっかけになるかと思います。

 

Oculus Quest 2はゲームで運動したり、

360°動画で旅行気分を味わえたりできます。

気がつけば毎日VR世界で過ごし、欠かせないデバイスになりました。

コロナ禍で気軽に出かけられない今、

Oculus Quest 2にぜひ注目してみてください。


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