NETFLIXに入ったらまず観るべきオリジナル映画3選

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ちゃっぴー

カフェやBar、レストランやお花屋さんから、野外上映など様々な場所で映画鑑賞体験を提案。音楽や食、刺繍などとコラボ。10名程度の小規模の定期開催から大規模上映まで各種開催、その回数年間100回以上!


旅する映画館 café de cinémaを主宰する、

ワタクシ、ちゃっぴーがNETFLIXオリジナルを中心に

ピックアップ作品を紹介します。

 

みなさんは、もうNETFLIXは加入されていますでしょうか?

今やエンタメ生活には当たり前になりつつある

VOD(ヴィ・オー・ディー/ビデオ・オン・デマンド)サービス。

そのVOD業界において世界のトップを走り続けるのが、

日本では”黒船”と称され、2015年の9月1日から

サービスが始まったNETFLIX。

 

このNETFLIX、意外と歴史は古く1997年に設立され、

すでに20年以上の社歴があります。

オリジナル製作は2013年のドラマ

『ハウス・オブ・カード 野望の階段』。

それ以降オリジナル作品(独占買付含む)の予算と比率は年々増加し、

現在では1兆6000億円以上!!(2019年12月)。

会員数も全世界で2億人!?という、まさにエンタメ界の巨人。

その作品の多くは、世界中のエンタメファンを魅了しています。

 

そんなNETFLIXオリジナル映画の中からオススメの3本を紹介!

 

全世界9000万世帯以上が視聴!?『タイラー・レイク』

2020年はコロナ禍でエンタメ界が苦境に喘いでいます。

そんな中、2020年春、全世界同時配信されたのが

クリス・ヘムズワース主演のアクション映画

『タイラー・レイク -命の奪還-』。

4月24日に配信されるや否や、1週間で全世界9000万世帯以上が視聴!!

これまでのNETFLIXでの最高視聴世帯数記録をも塗り替えた

記録的な1本です。

 

あらすじ

「誘拐された麻薬王の息子を救うため、バングラデシュに向かった傭兵。

だが、金のために請けた任務が、

いつしか過去と向き合う自分との戦いへと変わっていく」(NETFLIXより)

ちょっと、シンプルすぎ!ます。

 

インドの麻薬王の息子オヴィが、敵対するバングラデシュの麻薬王に誘拐される。

オヴィ救出を依頼されたのは裏社会の傭兵、タイラー・レイク。

潜入するのは、敵のアジトのあるバングラデシュの首都ダッカ。

街中のギャングからの猛追、さらにインドの麻薬王(オヴィの父親)の

部下たちも参戦し、三つ巴の戦いが繰り広げられる・・・。

タイラー・レイクは、オヴィを無事救出できるのか?!

 

ちゃっぴーオススメポイント

とにかくノンストップでアクションが続く!

アベンジャーズ・シリーズではソーを演じ一躍世界的な俳優になった、

クリス・ヘムズワース。

しかもアクションだけでなくコメディなど演技の幅も広い彼が、

今作ではスーパーパワーはないけれど、心に傷をおった傭兵として、

ダッカの街中を格闘に次ぐ格闘で突き進む!

 

アベンジャーズ・シリーズでは監督も務めるルッソ兄弟が

原作(グラフィックノベル)と製作を、

そしてルッソ兄弟の作品でスタント・コーディネーターを務めた

サム・ハーグレイブが初監督したアクション大作。

 

銃撃戦はまるで『ヒート』や『ザ・アウトロー』のよう。

そして肉弾戦は『レイド』や『トランスポーター』なみに、楽しめる!

アクション映画好き男子だけでなく、そしてイケメン肉体派好き女子も

十分楽しめる1本。

 

バラバラになる過程を見せることで”家族”を描いた『マリッジ・ストーリー』

離婚に突き進む2人(とその息子)を描いた作品ながら、

タイトルは『マリッジ・ストーリー』。

監督はノア・バームバック、主演はスカーレット・ヨハンソンとアダム・ドライバー。

ノア・バームバック監督は、『イカとクジラ』『フランシス・ハ』

『ヤング・アダルト・ニューヨーク』などでも知られる監督だけれども、

日本での知名度はいまいち、な感じ。

ボクは好きな監督で、彼の作品は上映会でも上映しています。

 

あらすじ

離婚プロセスに戸惑い、子の親としてのこれからに苦悩する夫婦の姿を、アカデミー賞候補監督ノア・バームバックが、リアルで辛辣ながら思いやりあふれる視点で描く。(NETFLIXより)

うん、ちょっとわかりにくい!

 

舞台演出家の夫と女優である妻。

些細なことの積み重なりから結婚生活に終止符を打つこと決めた2人だが、

お互い円満な離婚を望んでいた。

しかし離婚手続きを進めていくうちに、お互いに抱えていた感情が溢れ返り、

ついには弁護士を雇って親権を争うまでに・・・。

 

ちゃっぴーオススメポイント

まるで、1979年の映画『クレイマー、クレイマー』のよう。

現代風にアレンジされた離婚物語は、タイトルと裏腹に、

2人は感情を露わにして、お互いを攻撃しあっていく。

そんな感情的な離婚劇に、理論的な弁護士が入り込むことで、

お互いに引くに引けない勝ち負けの争いに。

 

弁護士により辛辣に相手を負かすためのデータや証拠を求められ、

そして夫婦2人は顔を合わせるとお互いの感情をぶつけ合う。

理論とデータで進めらる離婚調停の様子と、

夫婦の感情のぶつかりが対比をなしていて、観ていて面白い

(いや、特に本作、男性視点で観てしまうと胸が痛くなる・・・)。

 

それでも、お互いが突きつけ合う現実に向き合った先に、

この家族の未来が垣間見えてくる。

 

映像は、最近の映画主流のシネマスコープサイズ(2.35:1)ではなく

一昔前のビスタサイズ(1.66:1)。

この画面の狭さが、主人公2人の窮屈さにもつながってくるのかな?

というのは考えすぎでしょうか。

男女で感じ方も捉え方も変わる映画ですけど、ぜひ観た人同士で

どう感じたか聞いてみたい1本です。

 

クリス・コロンバスが贈る心温まる『クリスマス・クロニクル』

「♬ジングルベル、ジングルベル、鈴がなる〜♬』

毎年この時期になると街中から溢れるこの音楽。

そしてなんとなくウキウキする空気感。

そう、もうすぐクリスマスがやってきます。

そんな時期だからこその作品『クリスマス・クロニクル』はいかが?

 

『ホーム・アローン』や『ハリー・ポッターと賢者の石』を監督した

クリス・コロンバスが製作、カート・ラッセルがサンタクロース役を演じた、

ファンタジー・アドベンチャー。

 

あらすじ

サンタのそりが事故にあう原因をつくってしまった兄妹コンビは、クールでタフなベテランサンタクロースといっしょに、クリスマスイブを夜通しかけ回ることに!

やっぱり、このあらすじだと分かりづらい、ですよね。

 

クリスマス・イブ。テディとケイトの兄妹は、2人きりで留守番することに。

家族でクリスマスを祝っていた日々は過ぎ去り、今や喧嘩ばかりの2人。

昔のホームビデオでサンタクロースらしい影を見つけた2人は、

サンタクロースを撮影しようと見張っていると、本物のサンタクロースが!

 

こっそりサンタのソリに乗り込んだはいいものの、

途中でサンタに見つかり、驚いたサンタはそりの操縦を誤って

ソリを壊してしまう!

朝までにプレゼントを配らないといけないため、

兄妹はサンタを手伝うことに。

果たして、時間までにプレゼントを配り終えることができるのか!

 

ちゃっぴーオススメポイント

クリス・コロンバスはクリスマスコメディが好きなのでしょうか?

それとも、サンタクロースを信じている?

ワクワクするこの時期が好きなのかもしれません!

しかもこの作品は家族の絆を描いた、ハートウォーミングな作品。

 

子どもはもちろん大人一緒になって是非ご覧ください!

そして、クリスマスの代名詞サンタクロースを演じたカート・ラッセル、

予想以上にハマっています。

ストーリーもファンタジーやアドベンチャー、

コメディの要素満載ながら、小ネタもところどころに散りばめられています。

 

某飲料メーカーが生み出した今のサンタクロース像に物申すシーンや、

トナカイは8頭で名前もちゃんと呼ばれます!
(詳しくは「クリスマスの前の晩」「ルドルフ 赤鼻のトナカイ」などを
ご一読ください!)。

 

さらにカートサンタが刑務所(なぜ刑務所?本編をお楽しみください!)

で歌うは「Santa Claus is Back in Town」。

カート・ラッセルの映画初出演はエルビス・プレスリーの映画だし、

エルビス役を演じたこともあるくらい!

 

そして、本作のサンタは“ある人”をイメージして作られているとか。

2018年(本作が配信開始した年)にエルビスが大統領自由勲章を

授与されたのにも、関係があるのかもしれません!

ちょいちょいカート・ラッセルの実際の家族(親族)も出演しています!

 

家族の絆を描いた、クリスマスにとっておきな1本。

今年は続編『クリスマス・クロニクル2』も配信開始しているので、

2作品合わせてご覧になってはいかがでしょうか!?

 

と、いうことで、「HO HO HO!Merry Christmas!」

 

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