あなたの薄毛の原因は?|年齢や加齢による男女別薄毛対策を紹介

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SURFオヤジ

大手エステチェーン2社にて店舗開発の責任者として200店舗以上の出店業務を担当。 日本でレーザー脱毛が普及し始めた90年代後半には、 美容外科クリニック開設業務にも携わる。サーフィンをこよなく愛す五十路男。 美容業界専門行政書士・AJESTHE美肌エキスパート(日本エステティック協会) カラーセラピスト・オーラソーマ英国ASIACT認定プラクティショナー


男性の薄毛の原因、

その大半を占めるのが男性型脱毛症AGA

今や日本の成人男性の5人に1人の割合で、

AGAにともなう薄毛の悩みを抱えていると言われています。

 

これに対し女性の薄毛の悩みは原因が多様で、

その中の一つが男性ホルモンの影響による

FAGAです。

 

この記事では薄毛の原因と対策を、

詳しく紹介します。

 

<この記事でわかること>

・男性の加齢に伴う薄毛の原因は大半がAGA(男性型脱毛症)

・女性の場合は、薄毛の原因がわかりづらい。薄毛のタイプは6つに分かれる。

・女性向け薄毛対策は、頭皮を皮膚として他の部位と同じように扱うことが大事

・男性の薄毛は専門医に相談して治療することが一番の近道

・薄毛治療ができるクリニック

 

加齢に伴う男性の薄毛原因はAGA

男性の加齢にともなう薄毛の大半は、

男性型脱毛症AGAです。

 

このAGAの症状は素人目でも判断でき、

生え際から頭頂部にかけて薄くなってきたら

大半が男性ホルモンの影響によるAGAです。

 

これは遺伝による要素が大きく、

両親や祖父、親戚に若ハゲの方がいて、

ヒゲや体毛が濃く顔が年中脂ぎっている方は

加齢に伴いAGAによる薄毛に悩む確率が高く

なります。

 

男性ホルモンを多く分泌される方は頭髪が薄くなり、

ヒゲや体毛が濃くなる傾向にあります。

 

しかし、男性ホルモンの分泌が多い方が、

即AGAに直結するのではなく、

 

5αリダクターゼという酵素が、

男性ホルモンをDHTという、

抜け毛促進物質に変化させることにより、

薄毛に繋がります。

 

体毛やヒゲが濃い方でも、

5αリダクターゼが分泌されて、

男性ホルモンがDHTに変換されなければ、

薄毛にはならないのです。

 

これは、必ずしも体毛やヒゲが濃い方が、

若ハゲになるとは言い切れない部分でもあります。

 

5αリダクターゼが男性ホルモンを、

DHTに変換する要因は究明されておらず、

遺伝による要素が大きいことは分かっています。

 

加齢に伴う女性の薄毛原因は複雑

女性であっても男性ホルモンは分泌されています。

女性の場合、男性ホルモンが多く分泌されると

ホルモンバランスが乱れて、

女性の男性型脱毛症であるFAGAを発症する

確率が高くなります。

 

しかし、女性の場合、

女性ホルモンが優位に働いているので、

FAGAの発症確率は男性よりかなり低い

と言えるでしょう。

 

女性の髪やお肌を健やかに保つのは、

女性ホルモン(エストロゲン)が優位に働いている

からです。

 

女性は加齢に伴い女性ホルモンの分泌が減少していき、

更年期を向かえ閉経に至りますが、

高齢者でも男性のような薄毛になる方は殆どいません。

 

これは、閉経後も微量ではありますが、

エストロゲンと同様のホルモンが副腎から分泌

されているためです。

 

ここで、女性の薄毛(脱毛症)を6つのタイプ別に紹介。

びまん性脱毛症

女性の加齢にともないおこる薄毛で多いのがこの脱毛症。

原因はストレス、老化、極端なダイエット、

誤ったヘアケアなど、FAGAもこちらに含まれます。

 

しかし、男性のAGA症状とは違い、

生え際が頭頂部へかけて後退するのではなく、

頭髪全体が薄くなる傾向です。

 

分娩後脱毛症

出産後に女性ホルモンの影響で

抜毛が多くなる現象です。

 

症状には個人差がありますが、

半年から数年で自然に元に戻ります

 

牽引性脱毛症

長期間同じ髪型をしている方に起こります。

特にポニーテールのような

頭皮の決まった部分に負担がかかる髪型を、

 

長期間続けていると、分け目や牽引している頭髪が

脱毛しやすくなります。

 

円形脱毛症

頭髪に10円玉大の円形に脱毛が起こるケースが有名ですが、

帯状に脱毛したり、全身の体毛が抜けるケースもあります。

 

何かの原因で、自分の毛根を敵と間違えて

リンパ球が毛根を攻撃してしまう、

自己免疫疾患の一種です。

 

ストレスが原因ともいわれますが、

原因は究明されておらず遺伝の影響もあるよう。

 

脂漏性脱毛症

頭皮の皮脂分泌が過剰になり、

頭皮の炎症にともない脱毛がおこります。

脂性肌の女性におこりやすいです。

一年中脂ぎった顔をしている男性にもよく起こります。

 

ひこう性脱毛症

頭皮のフケが毛穴を塞ぐことにより炎症がおき、

髪の成長が阻害されるのが脱毛原因です。

 

女性の場合、シャンプーのし過ぎが原因で、

フケが多くなって起こるケースもあります。

フケ症の男性にも起こりやすい脱毛症です。

 

加齢にともなう女性のうす毛対策

加齢にともない毛質が変わったり、

ボリュームが少し落ちてくるのは当然の現象です。

あまり過敏に反応する必要はありません

 

加齢にともなう女性の薄毛は、

原因が多様で、上で紹介した症状が併発しているケースもあります。

また、脱毛症以外にもホルモン系の疾患や他の病気、

薬の服用で脱毛が起こる場合もあります。

 

病気や上で紹介した脱毛症が起こっている場合、

シャンプーを変えたり、ヘッドスパや育毛サロンで

改善するのは困難です。

 

短期間に頭髪が薄くなったと思ったら、

皮膚科を受診して医師に相談しましょう。

 

また、お出かけの際は、ウィッグなどで印象を変えるのもおすすめです。

 

○○しすぎに注意

薄毛を気にし過ぎるとストレスが溜まり、

逆に脱毛症の原因になってしまう事もあります。

 

気にしない、もしくは医師に相談する、

頭皮が痛まないように印象を変えてみるなど、

早めに、合理的もしくは気を紛らわす手段を取るのがおすすめ。

 

また、シャンプーのし過ぎがフケや頭皮の炎症を招き

脱毛症に繋がります。

シャンプーは1日1回以下に留めましょう。

 

頭皮も顔や腕と同じ皮膚としてケアする

頭皮と毛髪に悪影響を及ぼす大きな要因は、

ドライヤーの熱と日光(紫外線)です。

 

ロングヘア以外の方は、

100℃以上の高温でのドライヤー使用は極力避け

ましょう。

 

また、頭皮も皮膚の一部です。

黒髪は熱を吸収して頭皮にダメージを与えます。

 

顔や身体のUVケア同様、

頭皮のUV対策も行いましょう。

 

夏の帽子着用は蒸れて、頭皮に逆効果になる事もあります、

メッシュや麦わらなど素材選びにも気をつけましょう。

 

また茶色に染めている方など、

ブリーチは頭皮に一番負担が掛る行為です。

カラーやパーマなどをする際は、上記を心かけましょう。

 

加齢にともなう男性のうす毛対策は専門医に相談

加齢に伴う男性の薄毛の大半を占める

男性型脱毛症(AGA)は、

男性ホルモンの影響と

伝が大きな要因を占める疾患です。

 

20数年前までは効果的な治療法がなく、

若くして薄毛に悩む男性は

育毛や発毛サロンで高額な施術を受け、

効果が感じられない方もいました。

 

現在は、外用薬(ミノキシジル)=医薬品育毛剤(リアップ)、

内服薬(デュタステリド)、LED&レーザ―などの光治療、

いずれもAGA診療ガイドラインB以上の効果的な治療法が、

医学的根拠を元に示されています。

 

結論、若ハゲ(AGA)は病気です。

育毛サロンやヘッドスパなど、

美容師は医療行為が出来ません

病気は病院で医師に診断してもらうのが好ましい

でしょう。

 

薄毛が相談できるクリニック

SBC湘南美容クリニック

現在のプチ整形ブームを牽引する

大手美容外科チェーンで全国に63院ある。

ドクターの無料カウンセリングあり。

 

webサイト:https://www.sbc-aga.com/

 

共立美容外科

開院30年以上で、全国24院の老舗美容外科チェーン。

無料カウンセリングあり。

webサイト:https://www.kyoritsu-biyo.clinic

 

セルフケアではなく、専門機関や大学病院に相談が近道。

女性の加齢にともなう薄毛は、原因が多岐にわたり、

症状も多様で自分で判断するのは困難です。

また、男性の加齢に伴う薄毛の大半を占めるAGAは、

セルフケアでの改善は困難です。

 

男女ともに30歳を過ぎて頭髪が薄くなったと思ったら、

皮膚科を受診して医師に相談しましょう。

現在は、AGA外来を設けている大学病院もあります。

お近くの大学病院で相談してみましょう。

 


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